電話加入権を所有して。

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あるイタリア人が旅行で日本を訪れた時にとても驚いたことがある。電車が時間通りに来る事、しかも所定位置にぴったりと止まること。そのイタリア人は土産話に酒場の主人に得意げに話した。「へえ!すごいね!イタリアじゃあ考えられないね。時間通りに電車がくるなんて!しかも、所定の位置に停車できるなんて、なんという技術なんだ!」酒場の主人は笑いながら言った。「日本はすごいなあ。だが、そんな窮屈なところには、わしゃあ住めないな。生きた心地がしないよ」

バスは交通事情で遅れることもあるが、日本では正確だ。道路が空いている時などは、停車して時間を調整している。韓国のKTX(新幹線)もかなり正確な方だが、停車位置は白線から50cmぐらいずれて止まっていた。

日本の正確さと誠実さでは世界一かもしれない。ところがこの利点が世界では足をひっぱってしまう場合もある。こちらが誠実でもあちらは不誠実だったら、ただのお人よしだ。基本は誠実でも、不誠実を見抜く力をもっていれば、飲みこまれることもない。

電話加入権について、購入を勧める案内がきたことがあった。電話加入権は所有していれば、財産にもなります、と言っていたが、今の時代は加入権なしでも、電話が使用できるので、こういうセールスには、嘘・偽りが多い。矛盾を突いたり、理解するまでくらいつくようなことはあまりしない日本人に合わせたやり方だ。他の国なら、こんなやり方は通用しない。

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このページは、fgが2008年9月25日 10:05に書いたブログ記事です。

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